パチンコボーダーの見方に注意!回る台を打っても勝てない理由
パチンコのボーダーとは?ボーダーの見方と勝てない理由
パチンコのスペックなどを調べているとよく目にするボーダーライン情報。
ボーダー超えの台を打っていても勝てないといった声をよく聞きます。
本記事ではパチンコのボーダーの見方とともにボーダーを超える回る台を打っても勝てない理由について書いています。
1.パチンコのボーダーラインとは?
ボーダーラインとは?
パチンコのサイトや雑誌を見ているとスペック情報とともにボーダーラインが併記されていますがそもそもボーダーラインとは何でしょうか。
パチンコのボーダーラインとは「損益分岐点」つまり「勝ち・負けの境目」ということです。ほとんどは千円当たりの回転率で表記されています。
例えばボーダーライン4円:18回と書かれていれば千円当たり18回回ればトントン、19回回れば勝ち、17回であれば負けということです。
海シリーズの沖海5がちょうどボーダー18回近くの台ですね。
ボーダーラインの計算方法と勝てる理論
ではこのボーダーを計算しているのでしょうか?
パチンコには初当たり1回ごとの平均出玉があります。この平均出玉は振り分けやら継続率・引き戻しなどから算出していきます。
平均出玉を持っているうちに初当たりを引くことができれば残った玉分はプラスとなり、積み重なっていくことで月単位、年単位での収支となっていきます。
沖海5を例にすれば平均出玉は約4,500発、初当たり確率は約319です。
4,500発は4円換算で18,000円分(18千円)です。
18,000円のうちに319回回すことができればプラマイゼロ。
つまり千円あたり、319/18≒17.7回回ればトントンです。
千円分で18回・19回と回すことができればできるだけ残る金額も多くなっていき勝てる金額が増えていくということになります。
このようにボーダーラインを超えている台を打つことができればパチンコは勝つことができるので回る台を打ちましょうとなるわけです。
2.ボーダーラインの見方に注意しよう
ただこのボーダーを使う際にいくつか注意点があります。
・ボーダーを超えていても短期間では必ず勝てるわけではない
・出玉等によってボーダーは変動する
ボーダーを超えていても必ず勝てるわけではない
ボーダーを超えている台を打てば長期的にはプラスになります。
ですが1日単位・1週間単位といった短い期間では必ずしも勝てるわけではありません。
1日単位でのおおよその勝率は40%前後に落ち着くことが多く、稼働時間が短ければ短いほど不安定になります。私も休日に毎週休日に稼働時間を必ず取れるわけではなく月に稼働時間が数十時間程度と短い部類です。ミドル機ばかりでの数十時間程度なら月単位で見ても年に2回ほどはマイナスの月が出てきます。
甘デジ・ライトミドル機・ミドル機と初当たり確率が重く、確変突入率が小さいほど振れ幅も大きくなります。勝ち負けが落ち着き始めるのに初当たり確率の100倍ほどの回転数が必要になってきます。
甘デジでは1万回転、ライトミドル機で2万回転、ミドル機で3万回転です。
仕事終わりや休日だけの稼働となると数か月かかることも珍しくありません。
ボーダーを超える台を打つことはあくまでも負け額を減らしているだけであり、出玉が増えるわけではありません。
1万発・2万発などの大量出玉を獲得するには待つしかありません。
これは時間にゆだねるしかないんですね。
このようにかなり日数がかかることからボーダー理論はウソ、勝てない、といった情報が出回ることもあります。さらにはパチンコは遠隔操作されている、ホルコンで出玉管理されている。こういったオカルトが広まっていくことになります。
パチンコはホルコンで勝てないわけではなく、ボーダー理論に準じた結果であり負けるのはボーダー以下の台を打っているか、下振れをしてしまっているかということになります。
少なくとも3か月、半年はボーダー上の台を打ち続けてみる必要はあります。
それでも収支が改善されない場合は次のような見落としがあるかもしれません。
出玉等によってボーダーは変動する
サイトや雑誌でボーダーを掲載している際には算出条件が併記されていることが多いです。
この算出条件が自分の打っている状況にあっているか?
まずここを確認する必要があります。
電サポ中削り5%、1ラウンドあたり出玉140発などの記載ですね。
ホールでは電チューやアタッカーを締めることで出玉を削るホールがほとんどです。
この最たるものは上皿崩壊という現象です。
ラウンド中の打ちっぱなしや電サポの削りが大きいと標記ボーダーの算出条件に合っていない可能性もあります。その場合掲載されているボーダーラインよりも辛くなり回転数が足りていないことになってしまいます。
逆に電サポ中に玉増えしたり、オーバー入賞により獲得出玉が増えるとボーダーは下がります。プロは回転率が高い台を打つことに加えて技術介入によってボーダーを下げることでより単価を上げています。
必ず自分の出玉状況を把握しましょう。
出玉以外にもボーダーが変動する要素があります。
それが交換率と持ち玉比率です。
等価でない限り現金投資はボーダーが上がる要因になります。
25玉交換(等価)と28玉交換でもボーダーは2回転ほど変わっていきます。
現金投資は慣れているとなんとも思いませんがかなり影響は大きいです。
再プレイを利用するように心がけましょう。
長期的にボーダーを超えている台を打っていても改善の傾向がみられない場合は上記のような出玉の把握、現金投資をしていないか確認してください。
現金投資・持ち玉とボーダーの関係性については別の記事で詳しく取り扱っています。
3.ボーダー+1って何円勝てるの?
実際ボーダーを超えている台を打てばどの程度勝てるのでしょうか?
ボーダー+1の場合を紹介していきます。
まずボーダー18回転の台、+1であれば1回転あたり約3円。
次にボーダー20回転の台、+1であれば1回転あたり約2円。
ボーダーが低い台の方が+1あたりの勝てる金額は高くなる傾向があります。
反対に元のボーダーが高ければ金G買うは低くなります。
同じボーダー+1の台でも、ボーダーが低い台の方がお得ということです。
1時間に回せる通常回転数はおおよそ200回転ですから、ボーダー+1の台で時給600円です。
朝から夕方まで8時間打てば約5,000円程度ということになります。
よく聞くボーダー+3の台を打ちましょうというのは+1では勝てる金額も小さいのでこのくらいの台でなければ実感がわきにくいというのもあります。
回る台を見つけるためにもお店調べは大事です。
お店のデータをまとめてくれている使えるサイトとして有名なのはサイトセブンさんです。
とりあえず登録しておけば何とかなるのでケチらずに登録はしておきましょう。
まとめ
今回はパチンコのボーダーラインについて書きました。
・ボーダーラインは損益分岐点
・ボーダーは出玉状況や交換率等によって変動する
・ボーダー+1で3円程度
ボーダーを超えている台を打ち続ければ長期的にはパチンコは勝てます。
ですが多くの方は結果を感じるまでの長い期間に耐えられず挫折してしまうことも事実です。
勝てないからといってボーダー理論は勝ち負けに関係ない。
遠隔やホルコン操作で勝ち負けは決まると商材に勧誘されないように気を付けて下さい。
ではでは~
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